“優待女子”小森さんと『アイアールmagazine』編集室の元“優待女子”鳩見さんの優待女子会トーク後編です。
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【プロフィール】
小森美紀(こもりみき)
個人投資家。東京都在住。父親の影響で高校生のころから株式投資を始め、現在は約100銘柄を保有している。
QUOカード愛を力説するも
男性にはあまり理解されない
鳩見:人気の優待といえばQUOカードですが、私はコンビニでしか使わないので、お財布の中のQUOカードの存在をつい忘れてしまいがちなんです。
小森:QUOカードはファミレスや書店でも使えるし、ビジネスホテルでも使えるところがあるんですよ。地方に住んでいる方が株主総会で東京に来る時、QUOカードが使えるビジネスホテルに泊まっていたり。
鳩見:そうなんですね! 意外といろんなところで使えるんですね。QUOカードといえば、オリジナルデザインの可愛いものがあったりしますよね。
小森:東映アニメーション[4816]とか、毎年デザインが変わっていいですよね。
鳩見:私は、このデザインいいなと思いつつも、使い切るとお店の人に「処分してください」と言ってしまうんですよ。
小森:私はオリジナルQUOカードは手元に残すようにしています。アイウエオ順に企業名で並べて。
鳩見:えっ、それはすごい!
小森:QUOカードにはその企業のイチ押しの商品が載っていたりしますが、長く保有していると、その商品が変わったりしておもしろいんです。眺めているだけでも楽しくて、QUOカードのデザインに企業の思いをすごく感じ取っています。
鳩見:それは、企業の優待担当の方が聞いたらうれしいでしょうね。
小森:利回り重視で買ったのに、いつの間にかオリジナルデザインに愛着を感じてしまっている自分がいます。
鳩見:デザインは重要ですよね。ふつうのスタンダードなQUOカードだとどうも味気なくて。
小森:もしかしたら、こういう感覚って女性特有なのかも。以前、ある男性の優待友達に私が〝QUOカード愛〟をとうとうと述べたら、「アホちゃうか?」って言われてしまいました(笑)。
鳩見:ひどいです!(笑) ところで最近、株を長く保有しているともらえるQUOカードの金額が増加する優待がありますよね?
小森:宝飾品のツツミ[7937]は、最初は1,000円ですが、5年以上保有していると5,000円になります。長期保有を優遇している企業は株主を大事にしている感じがするので、応援したい気持ちになりますね。
合算できる優待ポイントと
議決権行使あれこれ
鳩見:QUOカードは魅力的ですが、味気なくもあるので、私は届いた時にうれしい〝現物系〟を選びたくなります。
小森:私も最初の頃は、物が届くのがうれしくて現物系を選びがちでした。でも、ひととおりいただいて満足したので、今はQUOカードやカタログ、プレミアム優待倶楽部などがいいです。
鳩見:プレミアム優待倶楽部の銘柄、私は保有したことないんですよ。
小森:プレミアム優待倶楽部は、加盟している複数企業のポイントを合算できるので、けっこう高価な物がもらえますよ。例えば、1万円以上の優待ってなかなかないじゃないですか。持っていた企業がいつの間にかプレミアム優待倶楽部を導入していたということもありますし。
鳩見:それはいいですね!
ところで、最近はWeb上で株主総会の議決権を行使できる企業が増えてきましたよね。小森さんは議決権の行使ってどうしていますか?
小森:基本的には企業の方針に賛同しています。反対する時もあるのは、××××ぐらい。それだけはちょっと許せない!(笑)
鳩見:ウフフ、なるほどー。小森さんは株主総会には参加しますか?平日に開催する企業が多いから、なかなか参加できないんじゃないかと思いますが。
小森:平日の夜や土日に開催する企業は、少ないけれどありますね。業績などに自信があると見て、そういう企業の株を積極的に買ったこともありますよ。
鳩見:勉強になります!(時計を見て)本日はもっとお話がしたかったですが、時間がなくなってしまいました。貴重なお話をありがとうございました。
小森:こちらこそありがとうございました。また、続きのお話をしましょうね!
撮影用にお持ちいただいたのは、ハーバー研究所(4925)の「スクワラン記念ボトルセット」。
こういう予期しない記念品は一番うれしいんです、と小森さん
“優待女子”小森さんのおすすめでは、2022年前半の注目銘柄10選をご紹介します。
記事の内容は原則として、2021年11月15日までに公表された情報・データを基に作成しています。また、保有株数や保有期間により優待内容が異なる場合があります。最新の情報や詳細についてはご自身でご確認をお願いいたします