※ 2020年5月8日にご回答いただいた内容を基に構成しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて外出自粛が要請された昨今、自宅で過ごす時間が増えている方が多いのではないでしょうか。
こんな時、在宅で楽しめる優待は……? ということで、“優待女子”小森美紀さんに聞きました。取材ができない状況のため、今回はメールで質問!
おうち時間に役立つアイテムや楽しむためのヒントなどをたっぷり教えていただきました。小森さんならではのノウハウを参考に、“巣ごもり”ライフをお楽しみください♪
【プロフィール】
小森美紀(こもりみき)
個人投資家。東京都在住。父親の影響で高校生のころから株式投資を始め、現在は約100銘柄を保有している。
新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出自粛が要請されましたが、どのように過ごされていますか?
緊急事態宣言が延長になり、コロナ禍が長引くことが予想されていますね。感染しないように、生活のさまざまな場面で気をつけています。月並みですが、外出は最低限にして、こまめな手洗い・うがいを心がけています。
これまでは毎日のように買い物などに出かけていたので、外出が自由にできなくなって寂しい気持ちは正直なところあります。でも、いいこともありますよ。まず、以前よりも『会社四季報』やマーケットニュースをゆっくり見られるようになりました。今までなかなかチェックできなかった気になる銘柄を研究したり、市況をウオッチしたり。じっくり調べると、思わぬ銘柄を発見したり見逃していた情報に出合ったりすることもあって、充実した時間を過ごしています。
また、意外なところでは、紫外線を浴びることが少なくなったせいか、肌と髪がツヤツヤしてきました。同じように感じている女性もいるかもしれませんね。不便に感じることが多い状況ですが、少しでもいいことがあれば、うれしいものです。
投資仲間や友人たちとは、グループLINEでお互いの近況報告や情報交換をしています。巷ではZoomなどを利用したオンライン飲み会なるものが流行っているようですが、私はアナログ人間なので……。外出できるようになったら、友人たちとおいしいものを食べに行きたいですね。
最近の新設・拡充銘柄で、注目の優待銘柄はありましたか?
優待新設もやはり例年より少なくなっていますが、そのなかでは4月30日に新設を発表したODKソリューションズ[3839]に注目しています。使い勝手のよいQUOカードが500円分もらえて、3年以上の継続保有で1,000円分になる長期保有優遇制度があります。5万円前後の少額から購入できるところが何といっても魅力的です。それに、今後の需要拡大が期待できる教育ICT関連銘柄という点もいいですね。
また少し前になりますが、昨年12月13日に発表された マネジメントソリューションズ[7033]も気になる銘柄です。11万円前後から投資できて、これまた使い勝手のよいプレミアム優待倶楽部のポイントが保有株式数に応じてもらえます。しかも2年目以降は10%のプラスポイント! 好きな商品を選べるのも魅力的です。優待投資家としては見逃せません。
小森さんは、グルメ銘柄がお好きですよね。外食が難しい今、お食事はどうされているのでしょうか?
外食系の優待券については、多くのところで使用期限を延長してくれたので、そのまま持ち続けています。でも、使用期限が4月末だった優待は期限延長が間に合わず、紙屑になってしまって残念でした。
テイクアウトができるお店の優待券は、緊急事態宣言が解除された暁に買いに行くのを楽しみにしています♪ 今気になっているのは、串カツ田中ホールディングス[3547]の「コロナにカツセット」です。「勝つ」とかけたネーミング、語呂合わせの567円というところに遊び心が感じられます。また、出前館[2484]は在宅期間にとっても便利! 全国の出前とデリバリーをやっている店にインターネットで注文できるんです。選択肢がぐんと広がって、優待で使える以上に利用するほど重宝しています。自宅にいても食べたいものを食べられるのは、本当にありがたい。コロナ禍が収束したあとも、こうしたシステムは引き続き使っていきたいと思っています。
インタビュー後編では、小森さんのお家時間の楽しみ方、今だからこそ役立つアイテムなどを伺います。
記事の内容は原則として、2020年5月15日までに公表された情報・データを基に作成しています。また、保有株数や保有期間により優待内容が異なる場合があります。最新の情報や詳細についてはご自身でご確認をお願いいたします