『アイアール magazine』『知って得する株主優待サイト』でおなじみ、優待女子・小森美紀さんの登場です。最近のお気に入り優待から、小森さんならではの投資ルール、優待投資に対する考え方などをうかがいました。さまざまなシーンに合わせて、優待を存分に楽しむコツが満載です。お気に入りの銘柄を見つけて、この春、優待生活を始めてみませんか。
【プロフィール】
小森美紀(こもり・みき)
個人投資家。東京都在住。父親の影響で高校生の頃から株式投資を始め、現在は約100銘柄を保有している。
※文中の銘柄名をクリックすると詳細情報をご確認いただけます
優待銘柄が徐々に増えて、
楽しみ方もますます広がっています♪
このところ日経平均株価が高くなり、5万円を大きく超えてきました。こうなるともはや未知の領域で株を買うのが怖くなりますが、そんな時こそ優待銘柄を購入するチャンスだと私は考えています。一昨年あたりから株主優待の新設が徐々に増えて、今では1,600銘柄以上になりました。私にとっては、やっぱり優待があることが購入の決め手。保有銘柄数もますます増えて、今はもう何銘柄持っているのか、数えられません……。
ここ一年の間に買った銘柄で気に入っているのは、ソフィアホールディングス[6942]。フルーツタルトがおいしいキルフェボンのチャージギフトカード3,000円分がなんと年2回もらえます! 有効期限が最終使用時からたっぷり2年間あるからあわてて使う必要もなく、好きな時に好きなだけ買えるのがいいんです。とはいえ、私は一度でほとんど使っちゃいます。カードがかわいくて、プレゼントにもピッタリです。

相変わらず大好きなのは、質が良く利回りが高い化粧品系。シーボン[4926]や北の達人コーポレーション[2930]、コタ[4923]は長年持ち続けています。中でもコタは、優待でもらったサロン用の高級シャンプーが気に入って自分でも購入するほど。香りが素晴らしくて、毎日癒されるんです。
それから、食品系は保存が利くものが多いので緊急用としても重宝しています。優待品を使い切れず使用期限が切れてしまうこともありますが、そういう時は毎日が充実していたから優待に気が回らず使えなかったのだとポジティブに考えています。残念ではなく、むしろその分楽しく過ごしたと思えば、それはそれで良し!
優待品はこれまで一通りもらって満足して、これが欲しい!というのは、今はそれほどなくなりました。QUOカードも数えきれないほどもらって満足していたところに、最近ではデジタルギフトが増えています。優待の世界もデジタル化が進んでいるんですね。AmazonギフトカードやPayPayマネーライトは、欲しいものが自由に買えてとても便利です。カードを持ち歩く必要がなく、ピッと一瞬で使える手軽さもうれしいところです。

あわてず騒がず銘柄探し。
いつでもポジティブシンキング!
比較的時間がある時には、ゆっくり優待銘柄のリサーチを楽しんでいます。一番参考にするのは、『会社四季報』。それからTDnetで「優待」を検索して新設や廃止、拡充、変更などの情報をチェックしています。魅力的な優待がリリースされると3日間くらいストップ高になることもあるので、すぐに飛びつくことはありません。リリース直後でも権利付最終日の直前でもなく、なんでもない日にフッと買うことにしています。市場が活発だと、買いたくなって高値掴みをしてしまうこともありますから。それに、ちょっと時間を置くと冷静になって、欲しくなくなることもあります。
優待はもちろんですが、配当もありがたいですね。今は増配している銘柄も多いので、現金より価値があると思います。優待と配当を合わせた利回りが4%、食事系だと少し高めの8%くらいだとうれしいですね。
難しい話はいまだによく分からないのですが、自分が好きな企業に投資するというのが自分に合っていると思っています。毎日忙しくて充実している時はできないけれど、時間にゆとりがある時に優待を使ったり情報収集したりするというように、メリハリをつけています。

以前は優待投資家のコミュニケーションも頻繁で、仲間と一緒に使用期限の近いレストランで食事をするなどということが毎日のようにありましたが、コロナの影響があったり子供が生まれたりして、疎遠になってしまいました。いろいろな人と情報交換をするのは楽しかったのですが、人の話を聞くとやっぱり売買したくなるので……。私の場合、売ったら上がるし買ったら下がるので……。自分で決めてマイペースに売買するのがいいと思います。
私はそれほど頻繁に売買をしませんが、株価が上昇すると分割するケースが増えて充分元が取れるので、優待がもらえる単元だけ残して売ることが時々あります。最低単元で優待をもらうのが、一番利回りが良いんですよね。最近はTOB(株式公開買付)も増えてきたので、それを待つこともあります。ちなみに、優待廃止がきっかけで売ることはありません。保有銘柄が多いので、そのうち一つがなくなってもそれほど気にならないんです。それに、廃止の理由としては株主の公平性考慮や増配などもあるので、それはそれで喜ばしいことだと考えています。

次回公開予定の第2回、インタビュー後編では、子供と楽しむ優待ライフ、今気になる優待をご紹介。また、小森さんの優待ライフを楽しむコツついておうかがいします。また、第3回では小森さんのおすすめ10選をご紹介します。お楽しみに♪
記事の内容は原則として、2026年2月23日までに公表された情報・データを基に作成しています。また、保有株数や保有期間により優待内容が異なる場合があります。最新の情報や詳細についてはご自身でご確認をお願いいたします



