東洋テック

企業データ

投資家の皆さまへ

　東洋テックグループは、 2025年4月、 3カ年の 「第13次中期経営計画」（2026年3月期～2028年3月期）を策定いたしました。「警備・ビル管理を中核とした 『総合生活安全企業』 への進化」 を目指す姿とし、 「筋肉質な企業体質への転換（ 「量」 から「質」へ ）」をスローガンに掲げ、 収益重視の運営を強化する方針で取り組んでおります。
　2025年度上期は、 万博において多くの警備・清掃のご契約をいただくことができ、 国際的なビッグイベントの円滑な運営に貢献することができました。 今後、 大阪で予定されているMICE・IR構想などのビッグプロジェクトにおいても、 当社グループは「安心」 「安全」 を提供するリーディングカンパニーとして、 より大きな存在感を発揮していきたいと思っております。

関西唯一の上場警備会社

　東洋テックは、 警備とビル管理を主業務とする会社です。 1966年1月に福徳相互銀行を設立母体とし、 「東洋警備保障株式会社」 という金融機関向けの機械警備会社としてスタートしました。 全国には警備を主体業務とする企業が１万社以上ありますが、 そのなかで当社は関西初の警備会社であり、 関西唯一の上場企業となっています。
　当社グループは東洋テック本体を含め計８社で構成されており、 各社が警備、 ビル管理、 不動産の各事業を担っています。 ビル管理に関わるすべての業務をワンストップで担えることを強みとしており、 お客さまのご要望に合わせてビル１棟を丸ごと請け負うことを可能としています。
　また、 万博においては、 警備 ・ 清掃など多くの業務を受注し、 大型案件にも質の高い対応力を発揮することができました。

成長戦略と株主還元

　業績の安定性も当社の強みとなっています。 営業利益と経常利益は1966年の創業以来黒字を継続しており、 売上高も2012年3月期から14期連続増収を達成しています。 警備業務や清掃業務はストックビジネスであり、 毎月コンスタントに収入が得られることが業績の安定性を支えています。 2025年度は万博特需により大幅に業績が伸展、 2026年度は特需の剥落により一時的に落ち込みますが、 2027年度は、 第13次中期経営計画で掲げる 「新たな成長領域への進出」 などを戦略として掲げ、 さらなる成長を目指しております。

　業績が順調に伸長していることを背景に、 当社では安定配当 ・ 増配を実施しています。 当社株を長期的に保有してくださる株主の皆さまのご期待に応えるべく、 これまでは配当性向50%を目処に安定配当を実現してきましたが、 この方針をより明確にしていくため、 第13次中期経営計画では、 配当性向に加えて 「株主資本配当率 （DOE）」 を新たな指標として採用し、 3%を下限値とする方針としました。 2025年度は年間65円の配当を見込んでおり、2026・2027年度では65円～70円の配当を目指しております。

 

 
 

「投資家の皆さまへ」以下のコンテンツは、基本的に2025年11月28日時点での公表情報を基に編集・掲載しています。